ハンドメイド革工房　革処 鞍慈　気まぐれブログ

気まぐれブログ始めます。

今日のブログは、ベルト
これです。



４０ｍｍ幅　極厚レザーベルト　パゴット

このベルトの特徴は、馬蹄タイプのソリッドブラス（真鍮無垢）製のバックル。
普通の馬蹄バックルと、見た目がシンプルなのは同じなんですが
重厚感が違い過ぎます。
バックルピンも太いので、普通のベルトの穴には通りません。

発送後にお客さまから
「良い感じです。一生ものです。」とメールを頂いたので
気に入って頂けたようで、一安心です。


詳細は、こちらの レザーベルト 一覧 からご覧下さい。


で、PagotやRudolfシリーズのベルトは
出来るだけ革の厚みを、そのままに製作したいので
元厚のままの革を使用しているんですが


ここが、ポイント。
革の裏側を、「トコ」って言うんですが
そのまま床を磨くと、床面に変なシワが出来たり
表面がカサカサしたり、浮いた様な仕上がりになったりでイマイチ。



なので、まずは上の画像のように
１本１本、革包丁で床の表面を漉いていきます。



左側がそのままの状態、真ん中が漉いただけで
右側が荒仕上げの後です。ここから床面を磨いていきます。
違い、分かりますかね？

元厚の革でベルトを作ってる所でも、やらない所も多いし
ご購入頂いたお客様の中でも、気付いてくれる方は
ほんのごく一部だとは思うんですけど
この一手間、二手間で、仕上がりが変わってくるんです。

自己満足と言われたら、それまでですが・・・



それでは、宮城の革職人　気まぐれブログでした。



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